【速報】新型G20 3シリーズ 特別先行内覧会!! 後編
ようやくここまで参りました…
いちいち長くてスミマセン。これでも書き足りないくらいです(^◇^;)
ディーラーさんにお邪魔した3月3日は関東地方全域に雨雲が立ち込め、残念ながら雨のなかでの試乗となってしましました。そのため、ワインディングコースも試させていただいたものの、抑えめのドライビングでの試乗インプレです。
後ほど落ち着いてからドライ路面での試乗をさせていただくことになっていますので、詳細なインプレはその際に紹介させていただきます!!
とは言え今回の試乗でも感じられることは大いにありましたので、その点紹介させていただきます♪
※ディーラーさんからの特別先行内覧会招待状です。素材が少ないもので(^^;;
試乗車はデビューPKGというメーカーOPが装備されていました。
ブラックのフルレザーシートと19インチAW等が抱き合わせとなったOPで、価格は約30万円。内容的には非常〜におトク!!販売から2ヶ月程度の限定とのことですが、値引きが渋い分おトクなOPを用意したといったところでしょうか?
しかし問題に感じたのはこの19インチAWです。
フロント225/リア255タイヤとの組み合わせはやはりオーバースペックです笑
父の運転で後席に乗車すると乗り心地の固さはかなり顕著で、ロングドライブは厳しい。轍にステアリングをとられるようなシーンはありませんでしたし、スポーツ性能という視点では高いグリップを獲得できるという利点があるのでしょう。しかし個人的にはもう少しコンフォート性能が欲しいです。
魅力的なOPですが、我が家が万が一にも検討するとすればこれはパスでしょう。
走り出すと案外ボディの大きさを感じます。特に幹線道路までの細い路地裏では。最近はボディサイズが拡大しても「大きさを感じさせない」というインプレが多く見られますが、今回は個人的には該当しませんでした。(ちなみにワインディングに入るとボディサイズは小さくなったように感じられるように印象が変化します。それは後ほど)
アクセルを踏むと豊かなトルクを感じます。おおよそ300Nm/30kgのトルクは野太いと言うよりまさに「豊か」です。普段父の320dでディーゼルトルクに慣れているので、ガソリンエンジンユーザーの方にはより太いトルクに感じられるかもしれませんが、どっかんと来るというよりも、回転数の上昇と相まってパワーを引き出す旨味を感じられました。
※ちなみに320iは日本専売モデルとのこと。BMWの真意やいかに…
※招待状の一部に歴代3シリーズが。いい絵です!!
ワインディングに入り Sportsモードを選択します。
やはりガソリンエンジンはレスポンスが良くて気持ちいいです。高回転を維持して走る楽しさを思い出させてくれます♪
S字に連続為るコーナーを超えるとクルマの軽さを感じます!!
軽量化を実現した上に重心を中央に寄せて低重心化を図ったという触れ込みはダテではありません。「軽さは偉大である」という言葉がありますが、痛感させられましたね。笑
さらに今回のFMCの大きなポイントと言えるのが「可変減衰力ダンパーの廃止」でしょう。もちろんOPとしてオーダーすることは可能ですが、これまでBMWがこだわってきた可変減衰力ダンパーの採用を廃止するというのは衝撃的でした。
しかしさすがはBMW、やはり性能向上に寄与する選択だったようです。まずBMWがダンパーを変更したということは「可変減衰力ダンパー並みの性能を発揮するダンパーの開発に成功した」ということでしょう。その点に関して今回の試乗では異論ありません。
では、他にはどんな変化が生まれるのか?私の考察は以下の通りです。
○ダンパーの構成パーツを減らせる
○可変減衰力ダンパーよりも軽量化できる
○ダンパー自体の剛性を向上することができる
これは単なる推論ではありません。もともと情報からこのような考えは持っていましたが、実際の試乗で体感することができたのです。
コーナーを1つ2つと超えていくと脚回りにF30との差を感じます。脚元が軽い!!文章で表現するのは難しいですが、軽くしなやかな脚の動きを感じます。
さらに強く感じたのは脚回りの剛性の向上です。タイヤの接地性変化が小さいのです。荒れた路面のキツいコーナーで横Gをかけても、タイヤが路面をしっかりと掴んでいます。輸入車や高性能車のインプレにありがちな表現ですが、この点がF30との大きな差に感じられました。
これには感服です…!(◎_◎;)
※非M Sportsモデルです。印象が結構違いますね〜
ワインディングを抜けた先にある登り坂で全開加速を試みます。
ウェット路面ですので発進には注意注意。加速は十分です。タイムはあまり興味がないので正確な数値はわかりませんが、F30 320dと同程度ではないかと…
なにより感じたのはフィールの良さです。しっかりレッドゾーンまで回るエンジンであるだけでなく、高回転域でもトルクの衰えを感じる事なく、シフトアップ直前までトルクを絞り出すような感覚があります。
また後席に乗っていると気づくのですが、シフトアップの際に「ボッ」という音の演出まであります笑これは機械的に作られたものであり、やりすぎ感があるのではとの声もあります。しかし個人的にはイイと思います!!
ただ後席では聞こえても前席で聞こえないというのはなんとも中途半端な気もしますが…機械的な演出音ですから、もっと都合よく作ってもいいのではと思ってしまいます(^◇^;)
※リアウィンカーの光り方です。実際に見ました。正直、なんかビミョー(^^;;
さて前述のように今回の試乗は雨で情報も少ないので、ここからは内覧会で入手した細々とした情報を紹介します。
[オーディオについて]
試乗車に乗り込みエンジンをかけると自動的にオーディオがONになりました。普段はOFFなのにと思いましたが、エンジンスタートと同時に自動的にONになってしまう仕様とのことです。
[静寂性UPのヒミツ]
G20は車内の静寂性にもこだわっています。特殊なガラスや遮音材を用いた結果、5シリーズを超える静寂性を手に入れたとの触れ込み。実際の試乗でもその恩恵は感じられました。ドライ路面での試乗の際に、より詳細にインプレしようと思います!!
[車載AIについて]
G20はBMWとして初めてAI(人工知能)を搭載したモデルです。エアコン操作、インターネット検索等ができる他、呼び名を自分で設定できたり、成長すればちょっとした会話もできるそう。さらに驚きなのは「眠い」等呼びかけると眠気を覚ますようなエアコン制御やアンビエントライトの制御を自動的に行ってくれるとのこと!!可能性は無限大です。笑
インテリア :★★★★☆
エクステリア:★★★★★
ドライビング:★★★★★
実用性 :★★★☆☆
コスパ :★★★★☆
総合評価点 :4.2点/5点満点
3編に渡って書きましたが、とにかく本気でほしいクルマの筆頭に躍り出ました笑
5月頃の登場が見込まれているディーゼルモデルも試乗させていただく予定ですので、その際にはまた書かせていただきます(^^)