りんてつのゆる記〜クルマと日々の思ひ出〜

クルマ好きとしてすくすく育った20代♂りんてつです。試乗インプレや日々のこと、ゆるーく記します。

【回顧】初代相棒E46 320i 購入記

今回の記事では初代の愛車を手に入れるまでの変遷を紹介したいと思います。

初代の愛車とは以前紹介したE46 320iでございます(・∀・)

 

話は免許取得の頃に遡ります。

高校の終わり頃から教習所に通い、免許取得に勤しんでいた私ですが、大学に入るとサークルの新歓等で忙しくなり、結局免許を手にしたのは大学1年の夏のことでした。

しかし幼稚園からオモチャはもっぱらトミカだった私は、中学時代には「最初のクルマはアルファロメオの147がいいかなー」などと妄想を繰り広げており、免許を取ったその時点で欲しいクルマは絞られていました。その時の候補は以下のような感じです。

BMW 116i(E87)

トヨタ アルテッツァ

マツダ デミオ

○MINI クーパーS(R56)

等々でした。結構前の話ですので詳細の記憶が曖昧です(^◇^;)

アルファロメオセレスピードの恐ろしさを知り、諦めました笑

 

初めてクルマを見に行ったのは免許を取った2日後でした。

父がお世話になっているBMWディーラーの運営する認定中古車センターでした。担当のNさんに連絡しておいたため、認定中古車センターに到着すると副センター長のIさんが待っていてくださいました。(Nさんには色々と良くしていただきありがたい限りです(TT))

まず初めに見たのはお目当の116iです。

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ボディカラーもまさにこんな感じでした。初代にあたるE87後期モデルの116i、ベースグレードの車両でした。車検が残っていたため試乗もさせていただき、気に入ったのを覚えています。

試乗から営業所に戻ると保管庫の奥にひっそりと停まっている車両を発見しました。それがE46 320iだったのです。

当時でも10年落ちだったそのクルマは年式を感じさせない輝きを持っていました。

シルバーのボディがくすみなく、煌々と輝いていたのはとても印象的で、心の何処かで惹かれて行っていました。しかもエンブレムを見るとそのエンジンは直6。憧れの6気筒BMWだったわけです。

「あの46見せてもらえますか?」

そう聞くとIさんは驚いた様子でしたが、車両を手前に出すべくキーを手に取りクルマへ向かいました。長期保管の在庫とのことで「バッテリーが上がっているかも」と言っていましたが、エンジンは一発でかかりました。その瞬間です。私が一気にそのクルマに惹き込まれたのは。笑

10年落ちの直列6気筒2.2ℓNAエンジンは淀みなく、スムーズに目を覚ましたのです。

憧れの直6エンジンが勢いよく息を吹き返す様は、そのエンジンサウンドは、あまりにも素晴らしく想像を越えており、その「感動的」とも言える感覚は今でも鮮明に覚えています。

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その瞬間に、ココロの中では気持ちは固まってしまいました。

とは言え古いクルマですし状態や維持費に不安を感じていたのも事実です。コチラも試乗可能ということですぐに試乗に出ました。

胸のすく様なエンジンフィールと加速感、しなやかな中にも芯のある脚周り、それら全てが私には感動的で、走れば走るほどそのクルマに惹き込まれていくようでした。

直前に試乗した116iも、当時の父の愛車X1も直4 2ℓモデルだったこと、直6への強い憧れから来るバイアスがかかっていたであろうこと、それらを差し引いても衝撃の連続だったのです。

 

営業所に戻り見積りを出すと、赤の116iよりも安い見積りでした。

10年落ち8.9万キロで6ヶ月保証、不人気色のシルバーだったこと等が原因かと思います。母に相談することなく決定はできませんので、その日はとりあえず見積書を片手に家路につきました。

ちなみにこの際に116iの見積りは持ち帰らなかった記憶があります笑

 

翌々日、母も一緒に再度クルマを見に出かけました。

BMWに乗っているとは言え、その年式と走行距離に不安を抱えていた母の意見を聞き、近所のマツダの認定中古車センターに足を運びました。

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母は輸入車に対する偏見やバイアスはありませんでしたが、田舎の大学生がいきなりBMWというとカドが立つということもあり、一応選択肢のなかにあった保守的なクルマにも手を伸ばしたわけです。

当時新型のDJデミオが登場していたこともあり、価格は魅力的でした。しかし320iへの気持ちは強く、母も連れてBMW認定中古車センターに向かうことになりました。

ちなみにこの時うかがったBMW認定中古車センターは、20年ほど前に535iを購入した場所。父にとっても母にとっても懐かしの場所であり、とくに抵抗はなかった様です。

 

再度320iを出していただき、母とともに試乗に出ます。

女性としてはクルマに詳しく、535iの直6エンジンが好きだった母が、この320iを気にいるまでに時間はかかりませんでした。もちろん父は大賛成でしたし(笑)

 

ということで、

めでたくE46 320iの契約書にハンコを押すことになったわけです(^^)

この時、免許取得から4日後のことでした笑

 

この後納車までに、そして納車後にも色々ありましたが、それはまた今度記事にさせていただきます(・∀・)